ホシノマチプルーンは、みんなで作っていくブランドです。
ブランド自体の構築のプロセスもこちらで公開して、一緒に楽しんでいただければと考えています。
ブランドってどうやって作るの?
と思う方も多いかと思うのですが、私たちはそれをゼロから作り上げる取り組みをしています。
これまで考えてきたのは、コアコンセプトとブランドストーリーでした。
コアコンセプト
ホシノマチプルーンのコアコンセプトは、
「希少性が高く美味しいだけでない。購入することで地域貢献可能なサンプルーン。」
です。
ここで出てきポイントのが、大きく2つです。
1つは、おいしいということ。
もう1つは、地域貢献が可能であるということです。
プルーン自体は、ご存じの方も多いかと思いますが、ホシノマチプルーンは生で食べるプルーンです。
そもそも、生でプルーンを食べるということが珍しいことかもしれませんが、それが非常においしいです。
私自身、佐久市の人に言われて食べることになったので、全く期待していなかったのですが、おいしくて驚きました。
こんなにおいしいのに、知られておらず、もったいないそんな想いを今でも持っています。
それで、このプロジェクトを始めました。
もう1つの地域貢献の可能性については、プルーン農家の実態があります。
プルーンは栽培が大変なのですが、あまり知られていないこともあり、それほど売れません。
そのため、農家が高齢化し、どんどんなくなっていっています。
私たちはプルーンをしっかりと売れる作物に育てていくことで、新たにプルーンを育てたいという農家を増やし、持続可能なプルーン栽培、地域づくりを担っていきたいと考えています。
もちろん、私たち自身でもプルーンの栽培を行います。
課題としては、プルーン農園を辞める家庭は多くても、それを継げるかというと、なかなかそうはいかないということです。
さらに、2〜3年そのままにしてしまうと、木が虫にやられてしまうので、収穫できなくなってしまうということでした。
そういったなかなか難しい事情もあります。
いろいろ困難な部分はありますが、そういった状況にもめげず、継続して取り組んでいくのが私たちです。
ブランドストーリー
次に考えたのが、ブランドストーリーです。
これは、どういった価値観を持ったブランドかということを表すものです。
私たちが大切にしているのは、
プロジェクトの完成に向け一緒に取り組んでいる過程を楽しむことで、充実した気持ちになれることです。
なぜなら、プロジェクトの完成に向け一緒に取り組んでいる過程を楽しむことで、充実した気持ちになりたいというニーズがあるからです。
なぜなら、未完成なプルーンのプロジェクトなので、これから発展の余地が無限大にあるからです。
また、私たちはホシノマチ団地の取り組みを通して、まちづくりの実績があり、かつやり抜く力を持っています。
なぜ私たちがそのような志を持っているかというと、佐久市特産物のサンプルーンを通した持続可能なまちづくりを実現したいという想いを人一倍持っているからです。
私たちは全員佐久市出身ではありません。
佐久市には縁もゆかりも無いメンバーです。
そんなメンバーがこの活動の下に一致団結して集まっています。
それは、1つはプルーン自体のおいしさの衝撃にあり、またその栽培発祥の地である佐久市の持続可能なまちづくりをしていきたいといった想いがあるからなんですね。
ブランドパートナー
前置きが長くなってしまいましたが、本日検討したのは、ブランドパートナーについてです。
ブランドパートナーというのは、わかりやすく言うと、一緒にブランドを成長させてほしい人を考えることです。
結論から言うと、今日は話がまとまらず、次回に持ち越しということなのですが、4つの部分から言語化していこうという取り組みをしています。
1つめは、存在貢献行動といってパートナーの最低候補条件についてです。
2つめは、リテラシーということで、ブランドを認知しているのはどういう人かということ。
3つめは、評価貢献行動ということで、どうすれば利用者からブランドの認知が広まっていくかということ。
4つめは、どんな形でブランドと利用者の絆が維持され、深まっていくかということです。
1つめ、2つめはスムーズに進みましたが、3つめで止まってしまいました。
ただ、やはり明らかになったのは、私たちはこの活動の過程そのものを楽しんでいただきたいということです。
これまでは、プルーンという商品を食べて楽しむという世界でした。
もちろん、今でもそういった世界はありますし、むしろほとんどがそれです。
しかし、私たちが取り組みたいのは、このプルーンを一緒に作り出すことです。
作り出すといっても、プルーンを育てたりということではありません。
もちろん、実際に育てる機会も作っていきますが、それよりも何よりも一緒にブランドを作っていくということに取り組みたいと考えているのです。
世の中にあるサービスは何かを消費するものばかりでした。
お客さまは神様という言葉にある通り、消費者と生産者を分けて、消費者がえらいという世界になってきました。
しかし、実は生産者がいなければ消費することはできません。
そういう意味で生産者と消費者は対等な立場にあると言えます。
むしろ、生産をしている方が新しい何かを生み出すので、面白い経験ができるといったこともあります。
そんななにかを生み出す活動に加わっていただき、その輪を広げてみんなで地域づくりに貢献していきたい。
そんな想いで取り組みをしています。
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