青山ファーマーズマーケット
ホシノマチプルーンの魅力を伝える先として、青山ファーマーズマーケットが良いのではないかということで、メンバーが視察をしてきました。
どういった方々がいらしているのかというと、若い世代が多く、お子さん連れの日本人が多かったということでした。
最近のインバウンド需要が多いためか、2〜3割ほどは外国人の方もいらして、渋谷ということもあり、いろいろな方がいらしているようです。
販売している野菜や果物は無農薬や有機栽培といったこだわりのものが多く、意識の高い方々がいらしていることがわかります。
実際に試食ができるお店などもあり、訪れた方々と会話ができる機会も多いため、直接声を聞ける非常に良い機会になるのではないかと感じたところです。
ホシノマチプルーンの当面の主な販売方法はふるさと納税になります。
ふるさと納税のもレビュー機能があり、そこで声を聞くことはできますが、直接食べていただいて、その場で感想をいただけるのはやはりうれしいです。
私たち自身がそうだったように、はじめて食べたときの「おいしい!」という反応を見られるのは何にも増してうれしいことですね!
ブランディングで目指すもの
今日は、ホシノマチプルーンのブランディング戦略の中でも、ブランド・ワールドについての話をしました。
ブランド・ワールドというのは、「らしさ」を一言で表すとといったものになります。
ホシノマチプルーンのらしさというものは、何を軸にしているのか。
その軸は、味と地域貢献性の2軸ではないかという話になりました。
味というのは、よく知られているフルーツのおいしさと食べたことのないプルーンという未知の味といった冒険性の違い。
地域貢献というのは、フルーツを食べ物としてだけ楽しむか、食べ物の先にある地域の発展に対してのコミットがあるかという点になります。
地域貢献というと、困っているから助けようという想いになりがちですが、私たちが目指しているのはそこではありません。
地域が衰退しているのは、地域に原因があります。
それは、東京とは違って競おうと思わない地域性だったり、情報格差といったものがあって、見方によっては東京の人たちよりも努力をしていないから衰退しているととらえられることもあると思います。
私たちは頑張れないから応援してくださいというのではなく、これだけ良い魅力があるので知らないと損、伝えないともったいないという想いで活動をしています。
そういった部分をみなさんとも共有ができればと考えているところです。
もう1つ、ブランディングを考えていく中でのチャレンジング性に気づきがありました。
それは、ホシノマチプルーンはみんなでつくるブランドだということです。
これまでにもあまおうやとちおとめ、シャインマスカットのようなフルーツのブランドはたくさん誕生してきました。
しかし、それらはすべて、開発者、開発チームがブランディングをしたものになります。
ホシノマチプルーンは私たちチームホシノマチが中心になってブランディングを進めていますが、私たちだけでブランディングをするのではありません。
ホシノマチプルーンを応援してくれるみなさんと一緒に進めていくブランドになります。
一緒に進めていくというのは、たとえばこのブランディングの会議に参加いただいたりということもあれば、剪定や摘花、収穫といった活動に一緒に取り組むといったこともあります。
これまでも、オーナー制度のような形で、りんごの木のオーナーになって、育てることから一緒に取り組むといった活動はいろいろな農家で行われてきました。
しかし、これまでのオーナー制度はオーナーが楽しむために育てられるものでした。
一方で、ホシノマチプルーンは、みんなが楽しむために育てると、育てることを楽しむという取り組みになります。
言葉だけだと、あまり伝わらないかもしれません。
想いとしては、これまでのフルーツは育てる人と食べる人が分かれているか、生産者が食べるといった2つだけだったのですが、そこを分けずにみんなで育ててみんなで食べるといった形にしていきたいと思っています。
そうすることで、フルーツを育てることの楽しさも共有できますし、おいしさも一緒に楽しむことができるようになる、そう考えています。
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