魅力はプルーンではなく、プルーンをつくる過程にありました

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梅雨の時期に入りましたね。

プルーンは天候に左右されることが多いなと実感している今日このごろです。

本日は、プルーンのブランディングの続きで、評判設計について検討しました。

これはどういうことかというと、どういった点を魅力だと感じていて、発信したいと考えているのか。

そして、その手法はどういった方法で行うのかといったことです。

プルーンはおいしいので、ついついプルーンのおいしさを魅力として出したくなってしまうのですが、ホシノマチプルーンはその角度でのアプローチではないということがわかりました。

では、どういう角度かというと、それはプルーンをつくる過程を魅力として出すということです。

果物は一般的に食べて楽しむものです。

いちごもぶどうもスイカもすべて食べることが楽しみですね。

いちご狩りやぶどう狩りといった採集も楽しみとして商品化されていますが、そこまでというのが一般的です。

しかし、実際に果物の実ができるまでには長い過程があります。

プルーンの場合だと、収穫が終わってから1回目の大まかな剪定を行います。

ここで、今後育つ枝の方向性を決めて、どういった木にしていくかを整えます。

そして、冬の間に2回目の細かい剪定を行って、ここではプルーンの実がなる時に重ならないような効率的な枝付きになるように調整をします。

このあたりの判断が収穫の時に一定の影響を及ぼしてきます。

その後、実が付いてきたら摘果といって、重なって実がならないように間引きます。

これをしっかりやらないと大きいプルーンにならなかったり、傷が付いてしまいます。

その過程で農薬を散布したり、草刈りをしたりといったことも行います。

こういった過程は非常に楽しい作業です。

農家のみなさんは、プルーンを育てるのは大変だというイメージを持っている人が多いようですが、私たちはこれを楽しいと感じています。

そもそも、農作業というものは楽しいもので、この楽しさがもっと広まれば、農業をやる人ももっと増えるのではないかと思います。

そんな農業が楽しいと感じる人を増やしていくのが私たちの活動なのだと認識する機会になりました。

この貴重な機会を一人でも多くの人にお届けしたい、そんな想いで私たちは取り組んでいきます。

 

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