私たちについて
私たちは、2021年から佐久市の臼田地区にあるホシノマチ団地のプロジェクトをきっかけに活動が始まりました。
ホシノマチ団地は、佐久市が運営する市営住宅をリノベーションして、移住者向け住宅にしたものです。ずっと空室だった団地が、今は新しい移住者のみなさんにより満室になっています。
ホシノマチ団地の住民は、移住者だけなので、感覚が近い人が多いのが特徴です。一方で、地域の人々とつなぐために、団地常駐のスタッフが、佐久地域のみなさんと団地住民のつなぎ役になり、はじめて移住して来る方も安心して暮らせる環境になっています。
私たちは当初このホシノマチ団地のプロジェクトに関わるメンバーとして活動していました。関わり方はホシノマチ団地の運営者、住民、プロボノとさまざまですが、全員ホシノマチ団地がきっかけで佐久市に関わりを持ったメンバーです。
プルーンとの出会い
そんな私たちが、佐久市を訪れて驚いたのがプルーンでした。プルーンはドライフルーツや液体状のものしかイメージがなかったのですが、佐久市はプルーン栽培発祥の地ということで、生でプルーンを味わうことができました。
そして、はじめて食べてみて、そのプルーンのおいしさに心を奪われました。
しかし、地域の人たちに話を聞いてみると、プルーン農家は年々減っていると言います。というのも、農家が高齢化して、育てられる人が少なくなっているからです。そして、後継者不足に陥っているともいいます。
なぜ、後継者がいないのか。それは、プルーンは認知度が低いこともあり、おいしさの割に単価が安いので、農家として若者が継ぐには厳しいからということがわかりました。
私たちの目指すもの
そこで、私たちが佐久のプルーンを全国に広めるお手伝いができないかと考え、2023年5月に非営利型の一般社団法人を立ち上げ、活動をスタートし始めました。
いただいた収益は基本的にすべて佐久に関わる雇用の創出やプルーン栽培の設備投資のお役に立てていただく予定です。
というのも、私たちは別で本業を行っている、いわゆるプロボノ(ボランティアの1つの形)で取り組んでいるメンバーだからです。
まず、地域に雇用を生み出し、プルーンを継続的に育てていく環境をつくる。そういった持続可能な地域づくりを目指した取り組みをしていきたいと考えています。
ホシノマチプルーンのコンセプト
ホシノマチサイクロン※を実現するための、佐久市特産物のサンプルーン
※ホシノマチサイクロンとは
好きなことを実践する人(熱量)が活動をすることで、周りを巻き込み(風)、更にその輪が広がるというサイクロン(台風)のような地域の風(価値)を生み出すこと
ホシノマチプルーンプロジェクトの面白さ
ホシノマチプルーンは、プルーン好きが集まってスタートしたプロジェクトです。
農業の専門性があってスタートしたわけではありません。
そのため、時間をかけて、試行錯誤しながら取り組みを進めています。
果物と関わる3つのパターン
私たちは果物を3つのステージで楽しめると考えています。
第1ステージは、食べて楽しむことです。
当たり前かもしれませんが、おいしく食べられる果物の魅力は多くの人が共感してくれることかと思います。
第2ステージは、収穫したり、オーナー制度で楽しむことです。
実際に自分で収穫する経験は楽しいでし、採れたてのもののおいしさは格別です。
また、オーナー制度のように自分の木といったものがあると、愛着が出ますよね。
そして、私たちが考える第3ステージは、一緒に作ることを楽しむです。
この作るというのは、果物の収穫以外に剪定をしたり、摘果をしたりといった活動を楽しむということが1つです。
地域の特徴を活かした地域づくり
もう1つは、プルーンを広げていくことで、地域を作っていくということも含まれています。
そのため、プルーンを育てるでけでなく、ホシノマチプルーンというブランドを育てていくこと。
たとえば、まわりの人たちにお知らせいただき、一緒に活動に参加していただくこと。
パッケージはこのような形にした方が良いのではないかとアイデアをいただくこと。
こういったところで販売すると良いのではないかとご紹介いただくこと。
などなど、いろいろな関わり方で、ホシノマチプルーンに関わっていただき、ブランドが成長することで、地域が盛り上がっていく。
そのような動きを一緒にしていただける方を大歓迎します。
ふるさと納税の活用
ホシノマチプルーンはふるさと納税でお求めいただけます。
というのも、ふるさと納税は寄付をして返礼品としてプルーンを応援いただけるとともに、税収としての地域の貢献にもなるからです。
そういった2つの側面から私たちはふるさと納税を活用しています。
- 楽天ふるさと納税
- ふるさとチョイス
- ふるなび