私たちチは、プルーンの販売をゴールにしているわけではありません。
むしろプルーンはきっかけであり、そこから「人が人を巻き込みながらまちを元気にするサイクロン」をつくっていくことを目指しています。
私たちはこれをホシノマチサイクロンと呼んでいます。
プルーンは“入口”でしかない
プルーンを売ること自体は目的ではありません。
大切なのは、その活動を通じて関わる人を増やし、その人たちが周りを巻き込む幅を広げていくことです。
だからこそ、プルーンの販売量にこだわるのではなく、等身大の発信が大切だと考えています。
最近は「やぎ」の話も持ち上がりました。
これは、私たちが管理するプルーン畑に隣接する臼田小学校から、畑の草をやぎにたべさせてほしいという依頼があったというお話です。
こういった地域の人たちとのつながり、関わりが生まれるということがとてもすばらしいことだと思っています。
一方で、ビジネスとしての視点も将来的には必要だということで、プルーン販売以外のマネタイズ方法もディスカッションすることになりました。
たとえば
- プルーンの“貸し出し”という新しい仕組み
- 見学や視察の受け入れ
- 団地や不動産との連携
これらはすべて「プルーンを超えた広がり」を生み出す可能性を秘めています。
巻き込みの仕組みをつくる
活動を続ける上で大事なのは、どうやって人を巻き込むかということです。
- LINEの友だち登録でファンを増やす
- 実際に現地に来て“手伝う”場面をつくる
- 活動に関わる時間の割合を少しずつ増やしてもらう
こうした小さな接点を積み重ねることで、関わる人の輪が広がり、サイクロンのように勢いが生まれていきます。
実績がなくても“面白さ”を伝える
まだ実績が少ないからこそ、「やりがい」を実感しにくい場面もあります。そこで大事なのは、この活動をなぜ面白いと思っているのかを率直に発信することです。
- 認知を広げる:活動を知ってもらう
- メリットを伝える:フォローすることで得られる価値を示す
- 最先端の根拠を示す:社会的にも意義がある活動だと伝える
- 自分たちの想いを語る:なぜ夢中になっているのかを共有する
たとえば、ホシノマチプルーンのふるさと納税は、昨年に比べて「1.5倍」の寄付をいただくことができました。
佐久市のふるさと納税出品者でも上位に入る寄付額になっていると思います。
こういった実績が私たち自身の自身になっています。
目指すのは“台風の目”になること
私たちのゴールは、
関わる人を増やすこと
台風の目となる人を増やすことです。
関わり方は人それぞれですが、それぞれの関わり方の中で、台風の目になってもらう。
そうすることで、静かなまちに渦を巻き起こし、人と人がつながり、活動の輪を広がっていくと考えています。
プルーンから始まったこの小さな挑戦が、やがて大きなサイクロンとなり、地域を巻き込みながら前進していく。
そんな未来を描きながら、私たちは一歩ずつ活動を積み重ねています。
もしよければ、この記事を読んで「ちょっと関わってみたい」と思ったら、LINEの友だち登録や現地でのお手伝いから始めてみませんか?
次回は、チームホシノマチが目指すものは何か。ホシノマチサイクロンを増やし、育てる中で、優先的に取り組むべきことは何かをプルーンにこだわらずに話す場を設けたいと思います。